最新ネタバレ『呪術廻戦』142-143話!考察!脹相の本気!勝負の行方は!?

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虎杖が策を弄しながら、そして慣れない武器を持っての応戦までしましたが、

乙骨の莫大な量の呪力による身体強化と「リカちゃん」の存在によって、行動不能に陥ってしまいます。

突然現れたかのように見えた「リカちゃん」は、

ここまでの登場では乙骨が完全に制御しているというよりは、

「リカちゃん」の自由意思が強いように感じられます。

しかし、基本的には乙骨を助ける行動をしているので、

制御下にはおかれている存在なのかもしれません。

ついには、乙骨の刀により刺されてしまった虎杖ですが、

果たして生き延びることはできるのでしょうか?!

そして、宿儺が感じ取っている気配は、いったい誰のものなのでしょうか?

気になるところが多いですが、場面は変わって脹相vs直哉となります。

脹相は、直哉の速さに付いて行けず、防戦一方の戦いとなっていますが、

直哉が「赤血操術」について知っているため、

発動させないように動いていることも脹相が押されている原因でしょう。

そんな脹相ですが、異常なタフネスを見せ、直哉の攻撃を耐えきりました。

その異常なタフネスは何なのか、「赤血操術」を使えるのは何故なのか、

という意味を込めて「何なん?」と言った直哉に対して、

「兄だから」という今までと一貫したスタイルを貫いています。

「兄弟」をテーマに始まる、呪術廻戦142話を紐解いていきましょう!

呪胎九相図の長男としての自覚が強い脹相とに対して、

自身よりも弱いという兄たちに「死ねばいい」とまで言う直哉。

互いに交わることのない考えを持っていますが、

どちらも実力がある事に疑う余地はありません

これまでは防戦一方だった脹相も、

「赤鱗躍動」を駆使することで直哉の速さについていき、カウンターを入れるまでに至りました!

ようやく脹相も戦いらしくなってくるかと思いきや、

直哉は自身の速さが攻略されることを前提とした動きをしていたようで、

脹相のカウンターを容易くかわし、さらにカウンターを加えました!

その際、直哉はあまり好きではないようですが、ナイフを使い脹相の脇腹を切り裂きました。

直哉が言うには、ナイフや刀といった得物を術師が使うのは、呪術を基本とするものに相応しくない、

という考えの者が一定数いるようで、武器に頼らなければ相手を倒すことができないと、

自身の実力が低いと言っているようなものだと言います。

死んだほうがいいと思っている兄たちも武器を携えているようです。

直哉は甚爾の事も知っているようで、

天与呪縛により術式が使えないことから禅院家からは追放されてしまった彼ですが、

無手のみで戦う甚爾の事は一定の評価をしているようです。

そんな直哉に対して、脹相は兄弟がいたからこそ、

強くなった直哉がいるのではないかと説きました。

それは、良くも悪くも兄というものは下の者のお手本となり、

その後ろを歩くのも違う道を選ぶのも、先に通った者がいるからこそだと言います。

脹相は呪霊ではありますが、兄弟愛が異常に強いために、

弟達から慕われ続ける兄でいようと強い意志を持って生きています。

人間よりも人間らしく生きていると言えるかもしれません。

そして、それこそが脹相の強さでもあります!

直哉から手痛いカウンターをもらったにしては悠長に話をしている脹相に、ようやく違和感を持ち始めました。

脹相は「赤血操術」を扱うため、通常の出血であれば止血も容易く行うだろうと直哉は考えていました。

そして、常に止血しながら実力者の直哉と戦うことで、

脹相のスタミナも閉時以上に激しく消耗するだろうことも読んでいました。

しかし、脹相は止血をするどころか、この会話の間も血を垂れ流しの状態にしていたのです!

脹相は、というよりも九相図は、呪霊と人間のハーフであり、

自身の呪力を血液へと変換することができるという特異体質を持っていました。

これにより、自身の呪力が尽きない限りは失血による敗北はあり得ないということです。

そして、血を操る脹相とは最も相性のいい体質ともいえるでしょう!

脹相は、自身が流した大量の血を津波のように使い、直哉を飲み込もうとします。

さすがの直哉も、これには回避するしかなく、また、

目の前を大量の血で埋め尽くされてしまったので、脹相の姿も見失ってしまいました。

血の津波自体はそこまで速くなく、直哉からすれば余裕でよけられたために、

脹相の体質を知らない直哉は、失血でまともには動けないだろうと判断します。

しかし、その直後に脹相の「穿血」が飛ばされ、

前方の津波をかわしながら、視覚からの攻撃にも対応するハメになりました。